5)白崎海岸
白崎海岸は、和歌山県日高郡由良町にある海岸である。青い海上に白い石灰岩の奇岩が点在する海岸で、古くは万葉集に、持統天皇の紀州巡行の際に詠まれた歌が残っている。日本の渚100選にも選定された。阪和自動車道、海南湯浅道を経由して、湯浅御坊道路広川インターチェンジから国道42号を経由してアクセスできる。国道42号を通らずに、海岸線を通るルートもある。こちらは、道幅が狭い区間もあるが、白崎海岸の美しい景色を楽しむことができる。白崎海岸周辺は、白崎海岸県立自然公園に指定されている。ウミネコの繁殖地や、スイセンの群生地としても有名である。ウミネコは、毎年3月から7月ごろに飛来し、スイセンは、1月上旬から2月下旬まで見ごろである。
白崎海岸県立自然公園の中の、白崎海洋公園では、スキューバダイビングや、オートキャンプを楽しむことができる。ダイビングクラブハウスやオートキャンプ場のほか、展望台、貝の展示館、レストラン、芝生広場、土産物売店、遊歩道などの施設が整っている。
周辺の観光スポットには、戸津井鍾乳洞や、興国寺などがある。戸津井鍾乳洞は、延長約100メートルと短いものながら、2億5千年以上前のベルム紀の貴重な石灰石洞窟を見ることができる。興国寺は、1,258年に、鎌倉3代将軍源実朝の菩提を弔うために建立された寺で、法燈国師(覚心)が開基したものである。

